わが子に対する虐待、その結果としてわが子を死に至らしめる痛ましい事件や災害等により保護者を亡くした子どもたちなど、悲しい社会現象が日常的に報道されています。
児童福祉法には「すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない」と規定され、児童憲章では「児童は、人として尊ばれる。社会の一員として重んぜられる。よい環境の中で育てられる」と謳われています。

 社会的養護は、子どもの権利擁護を図るための仕組みであり、「子どもの最善の利益のために」を基本理念としています。また、これを必要とする子どもと家庭を支援し、子どもを健やかに育成するために、社会全体が協力して取り組んでいかなければなりません。
その一環として、支援を必要とする子どもを家族の一員として受け入れる「ファミリーホーム」という制度がありますが、一般にはあまり知られていません。「ファミリーホーム」を出来るだけ多くの方に知っていただき、社会的養護を必要としている子どもたちのために、「ファミリーホーム」を増やしていく必要があります。

  • 里親型ファミリーホーム運営事業
  • ファミリーホーム従事者の後継者育成事業
  • 社会的養護を必要とする子どもたちへの夢・自立支援事業
  • 里親啓発事業の展開